マンション(不動産売却)をお考えの方は、不動産市況の見通しや将来予想は関心が高いお題の筈ですよね。
私見ですが、
今後の東京23区内における不動産市況を予想すると、「一部地域」を除いて停滞。
収益物件の価格は緩やかに下落傾向と予想しています。
新型コロナウイルス感染症の影響
1.経済に関する影響
日経平均株価は2/28時点で21,142円と年初来高値の24,115円から約3,000円下落。
2/21からの実質5日間で2000円以上下げており、イベントの中止、旅行客の減少といったわかりやすい実際の影響も出ています。
2.マインド(意欲)に関する影響
もちろん1の内容も影響しています。
その他に公共交通機関の利用・不要不急な外出を自発的に避ける空気になっており、
私の顧客からも商談のリスケジュールを打診されました。
株価の下落等による資産の毀損は、購入意欲の減退も伴います。
2/29時点では感染者数の増加は爆発的とはいえませんが、
潜伏期間が14日と考えるとまだまだ楽観は出来ない状況です。
新型コロナウイルス感染症の終息が遅くなればなるほど不動産市況への影響も大きくなります。
「一部地域」とはどこか
都内好立地(都心3区+渋谷・新宿・目黒・品川・文京、主要路線駅近等)
=需要が厚いエリアです。
購入希望の顧客の方々は上記のエリアで粘り強く探されている方が多く、条件に合う物件がなかなか売却に出てこない現状から、相場の範囲だと判断すれば即決するだけの決断力と資金力をお持ちです。
収益物件の価格を下落傾向と予想する根拠はまたの機会に記事とさせていただきます。
まとめ
不動産市況は先行き不透明となっており、マイナス要素が多く感じる状況です。
売却(購入)価格設定や依頼する業者選びが非常に重要となる局面です。
マンション(不動産)売却・購入についてしっかり検討し、信頼できるパートナーを選び「最適な選択」を行いましょう!